韓国語で「あげる、与える、くれる」を意味する韓国語【주다】の活用、例文を紹介していきます。
敬語表現の【주시다】や【드리다】もセットで覚えておきたい表現です。
주다(チュダ)|あげる、与える、くれる
原形:주다
読み:チュダ
意味:あげる、与える、くれる
解説
【주다】は、「(誰)に(何)をあげる」という意味の動詞です。
①「〜주세요(〜ください)」というお願いするときの表現でもよく使います。
②「주다」が他の動詞と組み合わさることで、「〜してあげる」という意味になり、さらに文脈によっては「〜してくれる」「〜してもらう」というニュアンスを持つこともあります。どの意味に該当するかは、文脈から判断します。
③「주다」の丁寧語(謙譲語)は【드리다(トゥリダ)】になり、「差し上げる、申し上げる」という表現になります。
④「주다」の尊敬語は【주시다(チュシダ)】になり、「くださる」という意味で、目上の人が話し手に何かを「くれる」「あげる」という場面で用います。
*例文*
①水をください:물 주세요.
②-1: 弟を助けてあげました:동생을 도와줬어요.
②-2: 友達が私のために料理を作ってくれました:친구가 나를 위해 요리를 해 줬어요.
③祖母にプレゼントを差し上げました:할머니께 선물을 드렸어요.
④先生が本をくださいました:선생님께서 책을 주셨어요.
対義語
対義語の動詞には【받다(パッタ)】があります。「受ける、受け取る、もらう」と言う意味で「주다」とは反対の意味を持つ動詞です。
*例文*
- プレゼントを受け取りました:선물을 받았어요.
現在形(あげます/くれます)
ハムニダ体(ㅂ니다/습니다)
줍니다
ヘヨ体(아/어요)
줘요
過去形(あげました/くれました)
基本形
주었다(あげた/くれた)
ハムニダ体(ㅂ니다/습니다)
주었습니다(あげました/くれました)
ヘヨ体(아/어요)
줬어요(あげました/くれました)
否定形(あげません/あげませんでした)
現在形(語幹+지 않다)
주지 않아요(あげません)
過去形(語幹+지 않았다)
주지 않았어요(あげませんでした)
疑問形(あげますか?)
ハムニダ体(ㅂ니다/습니다)
줍니까?(あげますか?)
ヘヨ体(아/어요)
줘요?(あげますか?)
進行形(あげています/あげていました)
現在進行形(語幹+고 있다)
주고 있어요(あげています/くれています)
過去進行形(語幹+고 있었다)
주고 있었어요(あげていました/くれていました)
連体形(現在・過去・未来)
現在連体形(語幹+는)
주는 〜 (あげる 〜/くれる 〜)
過去連体形(語幹+ㄴ/은)
준 〜 (あげた 〜/くれた 〜)
未来連体形(語幹+ㄹ/을)
줄 〜 (あげる 〜/くれる 〜)
提案・勧誘・疑問(あげましょうか?)
語幹+ㄹ/을까요?
줄까요?
依頼(あげてください/ください)
아/어 주세요
주세요
願望(あげたいです)
語幹+고 싶어요
주고 싶어요
禁止(あげないでください)
語幹+지 마세요
주지 마세요
仮定(あげれば)
語幹+(으)면
주면
理由(あげるから)
語幹+(으)니까
주니까
逆説(あげるけれど)
語幹+지만
주지만
連結(あげて〜)
語幹+고
주고
許可(あげてもいいですか?)
아/어도 돼요?
줘도 돼요?
推量(あげると思います)
語幹+ㄹ/을 것 같아요
줄 것 같아요
意志(あげます)
語幹 + 겠어요
주겠어요
推量・意志(あげるつもりです)
語幹 + ㄹ/을 거예요
줄 거예요
『주다』を使った例文
이거 저에게 주세요.(これを私にください。)
아빠가 선물을 주었어요.(お父さんがプレゼントをくれました。)
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